ベルリン

ドイツの首都「ベルリン」の歴史、交通機関、メディア、観光地、食文化、スポーツなどを紹介しています。

ベルリンの博物館・美術館

ベルリンには153の博物館がある。[56]多くの博物館が一緒になったムゼウムスインゼル(博物館島)はユネスコ世界遺産に登録されている。[19]1841年に勅令によって「芸術と歴史の地区」と定められた。旧博物館はルストガルテンに建てられた。新博物館にはネフェルティティの胸像が展示され[130]、旧国立美術館、ペルガモン博物館、ボーデ博物館は博物館島に建てられている。それぞれの博物館は別々に建てられているが、もはや収蔵品と建物の名称は必ずしも一致していない。博物館島から離れた市内にも多くの博物館や美術館がある。絵画館は13世紀から18世紀にかけての巨匠の作品に焦点を当てている。新ナショナルギャラリー(英語版)はミース・ファン・デル・ローエにより建てられたモダニズム建築で、20世紀のヨーロッパ絵画を専門としている。ハンブルガー・バーンホーフ(ハンブルク駅)(英語版)はモアビート(英語版)にあり近代や現代の有名な作品を展示している。ドイツ歴史博物館(英語版)は2006年春、かつてのツォイクハウス(兵器庫)に拡張再開され、1989年のベルリンの壁崩壊を通じたドイツの歴史を概観することが出来る。バウハウスアーカイブ(英語版)は建築の博物館になっている。

ベルリン・ユダヤ博物館はドイツのユダヤ人の200年の歴史に関して展示が行われている。[131]ドイツ技術博物館はクロイツベルクにあり、歴史的な技術的成果の最大の展示施設である。フンボルト博物館はベルリン中央駅の近くにあり、自然史に関する展示を行う博物館になっている。ブラキオサウルスや始祖鳥の標本は有名である。[132] ダーレム(英語版)にはいくつかの世界の芸術や文化に関する博物館や美術館があり、アジア芸術博物館(英語版)やベルリン民族学博物館(英語版)、ヨーロッパ文化博物館(英語版)、連合国博物館(英語版)(冷戦博物館)、ブリュッケ美術館(英語版)などがある。リヒテンベルクには旧東ドイツの国家機関であった国家保安省(通称:シュタージ)があった。現在ではシュタージ博物館(英語版)になっている。東ドイツに関する博物館としてはDDR博物館DDR博物館(英語版)もある。チェックポイント・チャーリーはベルリンの壁と並んで東西分断の象徴であったが、現在でも保存され私営のチェックポイント・チャーリー博物館として東から逃げようとした人々によって考案された詳細な計画や戦略、広範囲にわたる文書が展示されている。 ベアーテ・ウーゼ・エロティック博物館(英語版)はベルリン動物園駅の近くにあり世界最大のエロティック博物館を公言している。

 

参照:Wikipediaベルリン